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6日目 令和3年度第5回バトン市民後見人養成講座

83()1730分~6日目(令和3年度第5回バトン市民後見人養成講座)を開催しました。

⑭『高齢者虐待対応と意思決定支援』と題して、兵庫県の一般社団法人 支援の思想研究会代表の上田晴男さんから高齢者虐待防止法の概要から虐待の相談・通報・判断件数、届出状況や虐待のリスク要因(虐待の種)、高齢者が不当な扱いや虐待を受けていることが疑われる場合のサイン(虐待の芽)など詳しく解説していただきました。

また、虐待防止対策の第一は、日頃から、高齢者の意思形成支援・意思表明支援・意思実現支援を丁寧におこなっていくことにつきると話されました。

受講者からは、高齢者の表情を読み取る力や言葉の裏に隠されている真意などを見極める力を支援者として磨いていくことが必要であると感じたと言葉が聞かれました。

一般の方にも支援者としての姿勢をわかりやすく説明してくださる上田先生に感謝です。

 

⑮『障がいが ある人もない人も ともに生きていくことが できるまちづくり』~障がい当事者として、そして福祉専門職として『防災』を考える~と題して内閣府障害者政策委員会委員・(一社)兵庫県相談支援ネットワーク代表理事・NHK Eテレ「バリバラ」コメンテーター 玉木幸則さんからご教示いただきました。阪神・淡路大震災の経験や東日本大震災から考える大切なこと、防災を考えるにあたって 誰もがともに 生きていける まちにしたい と考える原点等をお話いただきました。

 

世の中の役にたつ たたないでは無く、障がいのある人も ない人も助け合いながら、その人らしい暮らしを実現していける社会づくりを目指すことの重要性や、誰もが命ある限り幸せに生きていく権利があることを学びました。