10月27日は、14日目(令和3年度第5回バトン市民後見人養成講座)を開催しました。
㉞『社会福祉の人間理解と支援』と題して、日本福祉大学社会福祉学部教授 田中千枝子さんから支援とは何か?から支援のあり方、社会生活や人生の第一の専門家は当事者であり、我々の支援は、当事者から生活や人生のことを良く聞くことからしか始まらない。
人と環境の相互・交互作用、因果律から循環率モデルへの転換、時間約うう間、歴史的(人生)、生活構造的、心身(生命)、バイオ、サイコ、ソーシャル、スピリチュアル(自己存在的)、文化エクソ(多様性・地域性)等がベースにあって支援を組み立てていくことが重要であるなど、わかりやすく解説してくださいました。㉟『道路交通法と認知症高齢者対策』について、臼杵津久見警察署地域交通課交通安全教育・指導取締・規制・免許係長 警部補 江川節子さんと生活安全課 課長 河野傑(たけし)さんから私たち自身の心身の状況を正確に知ること①視力の低下②とっさの反応の遅れ③長時間の運転が困難が重要であること。ゲーム形式での認知機能検査も楽しく体験しました。また、高齢者、特に認知症の疑いがある方が、見当たらなくなったときには、早めに届け出ることで、発見が早いんで、遠慮しないことなど、身近で起きた事例を通して教えてくださいました。今日の学びを、2人以上の人に伝えて欲しいともお話しされました。㊱『地域包括支援センターの取組み』について、臼杵市医師会地域包括支援センター管理者 衛藤ひとみさんと生活支援コーディネーター 川崎真由美さんから高齢化の現状や推計、認知症施策推進事業から介護予防ケアマネジメント業務など、わかりやすい説明があり、状態が悪化する前に利用できる、身体機能の維持を目指した、短期集中予防型サービスC事業などの新しい取組みの紹介もありました。