本日、第101回バトンカフェ〈キッズドア助成事業〉を臼杵商工会議所1階で開催しました。
ためになるお話は、『 認知症先端医療学研究所について 』と題して、臼杵市医師会認知症先端医療学研究所 所長 松原悦朗さん より、産学官連携研究(大分県、東芝・TDK、エーザイ株式会社、島津製作所、ホンダ)の取組みを紹介していただきました。
認知症の早期発見・早期治療の取組が重要なことは有名ですが、臼杵市ではMCI(正常な状態と認知症の中間であり、記憶力や注意力などの認知機能に低下がみられるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態)の前段階等での日頃の暮らし方について住民調査を行い、認知症予防の秘訣を導き出したり(運動は3276歩以上/日・会話は80~321分/日・睡眠は353~434分/日・昼寝は39分以内)、発症予防指導ソフト・アプリの開発や高齢運転者の安全と健康を維持できる社会に向けた取り組み、現在準備中の臼杵市独自の研究計画(スズキ㈱・ワイエイシイバイオ㈱・㈱Splink・㈱アステム)に至るまで、幅広く教えていただきました。
世界で臼杵だけ、臼杵が1番、臼杵が最先端をいっているなど目からウロコの内容に、参加者一同「初めて知ったことが多すぎる」「臼杵に住んでて良かった」「知らない人がまだまだ多いと思う」「まわりの人にも教えてあげたい」など、本日参加できて、松原先生からお話を聞けたことを、とても喜んでくださいました。感謝です。
認知症の人のみならず、家族を含めた周囲の人がお互いを理解したうえで安心して暮らせる社会作りの体現を目指す取組ですので、地域の多くの人に知ってもらいたいと思いました。
9月生まれのお誕生日の方へお祝いのプレゼントをお渡ししました。笑顔で受け取ってくださいました。
今日もお野菜たっぷり美味しい和牛すじカレーを皆さんでいただきました。
次回第102回バトンカフェは、9月29日(日)臼杵市観光プラザで11時30分~カレーの無料提供があります。