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第103回バトンカフェ

本日、第103回バトンカフェ〈キッズドア助成事業〉を臼杵商工会議所1階で開催しました。

ためになるお話は、~防災対策~『 避難行動要支援者への対応  』と題して、臼杵市福祉課社会福祉グループ主査今宮佳祐さんに、臼杵市の取組みを紹介していただきました。

 

避難行動要支援者とはどんな人たちなのか?臼杵市にはよう配慮者(気になる人たち)が約8000人いて、そのうち自力で避難可能な方が687人、施設入所中の方が932人、他外国人や乳幼児、高齢者等を除くと、要支援者(災害時等避難するためにお手伝いが必要な人たち)は807人いるそうです。

 

令和3年から個別避難計画の作成が始まっていて今宮さんがかかわっているそうです。

計画書には、住所、氏名、生年月日、性別、電話番号、障害情報、介護情報、かかりつけ医、緊急連絡先、世帯情報、家系図等から避難場所、避難経路図、避難協力員、留意事項等が記載されていて、より安全に避難できるよう配慮されています。

 

ですが、現状はただの情報シートに過ぎず、タイムライン(行動計画)が載っていいないため、個別避難計画を作成だけでは、避難行動につなげるのは難しいようです。

自分の命は自分で守ることは最優先です。ですが1つでも多く 大切な命を守るためには、身近な人たちと協力して避難することも大切です。

本日参加の聴覚障害がある方が、身近にいる人たちに何かあった時には助けてもらいたいので、よろしくお願いしますと手を合わせられました。

 

避難をするために手助けが必要な方が、身近な地域に住んでいないか?

その人たちは誰なのか知っておくこと! その方の許可を得て、その情報を身近な人たちと共有する事! ご本人を含めて、情報を共有した人たちとお手伝いが必要な内容の役割分担をして、関わる際に注意する点を周知する事!など講義やビデオを見ながら学びました。

 

笑いヨガの後は、10月生まれのお誕生日の方お二人へお祝いのプレゼントをお渡ししました。

笑顔で受け取ってくださいました。

 

今日もお野菜たっぷり美味しい和牛すじカレーを皆さんでいただきました。

 

次回第104回バトンカフェは、10月27日(日)臼杵市観光プラザで11時30分~カレーの無料提供があります。

13時からバルーンショーがあります。風船で、子どもたちへお花や動物、剣等をつくってくれます。

 

みなさまのご参加お待ちしています。